
今回は前回取り上げた新生FIFTY FIFTYとB級界隈の中で、個人的に同じくらいの火力を持っているかなと思われるグループとしてRESCENEをご紹介。
リンクにあるようにILLITやUNIS等大型新人グルに挟まれた今年2024年3月26日、THE MUZEエンターテインメントよりデビュー。メンバーはたった5人なのにまだ誰が誰だかの判別が出来ていなくて、宣材画像とにらめっこをして悩みながら上の記事を書いたのを思い出します。あれからはや半年を過ぎ、8月には初のミニアルバム「SCENEDROME」を発表。その数日前にワーナー傘下・ADA Japanから『YoYo(日本語ver.)』のデジタルシングルが出ているだけで本格的なイル活はまだにもかかわらず、10月渋谷109にて期間限定POP UP STOREが開催されるなど日本のKポップ雑食系オタクの中では欠かせないぐらいの存在となりました。
先に新生FIFTY FIFTYと同じくらいと何となく書いてしまいましたが、どうでしょう。現状音源こそ新生ピプの方がやや先行している感じですが、こと音盤初動では「LOVE TUNE」の2万を上回り「SCENEDROME」もデビューシングルアルバム「Re:Scene」も3万越えの安定した販売数を誇ります。優れたビジュアルもさることながら、独特の音楽的な世界観がかなり受け入れられている印象です。
まず聴いていただきたいのは「SCENEDROME」からのダブルタイトルの後続曲となった『Pinball』MV。恋する胸のときめきをピンボールに例えたキュートな歌詞に反し、大人っぽいムーディーな曲調でメンバー達も当初どう表現したらいいのか苦労したといいますが、見よこの隠し切れない弾ける爽やかさを。メンバー一人の顔と名前が一致しなかろうが、曲のクオリティーと全員がエロ可愛いその魅力にやられてしまうはずだ。おかげさまで誰が誰やねん状態だったワタクシはデビュー時からさらに髪型を変えられてもすぐ分かるくらいにはいつの間にか認識できるようになってしまいました。
新しいグループにハマるきっかけとしてまずは曲なのは当然として、お次は「この中なら誰が気になるな」「この子が好きかも」と言葉は何か感じの悪い表現になっちゃいますが、とりあえずいったん目ぼしい子を見つけましょう。
当然誰が誰かは分からないので、活動ビハインドやお遊びコンテンツ等の公式動画から攻めていきます。すでに先ほど『Pinball』を見たのでMV制作ビハインドでのワチャワチャ感を楽しみましょう。
韓国では何でもかんでもハングル表記な場合がほとんどでそこはアルファベット表記にしてくれよと、とにかく字幕には悩まされるケースが多いですよね。
一応RESCENE動画は誰かコメントしている最中の名前はアルファベット表記してくれているので、それだけでもかなり助かります。まぁ韓国語を勉強しろよっていう話ですが。
さ、あらためて一人一人もザックリ見ていきましょうかね。今回も生年月日順にしますので前出の新人ヨジャ記事を参照してくださいね。
まずはリーダーのウォニ。2024年10月30日現在は20歳となってます。
私の中では、見た目はジェネリック・カリナ。喋ると(G)I-DLEソヨン。猫っぽい大きな目とほっそい体が印象的でやはりグループ全体を見た時にまずパッと目に入る存在感は絶大。
06と08ラインの中に一人だけ04ラインだからなせいか、配信等見ていると他メンバーとの距離感がウォニョンぽいというか、ウォニが入るとフワッと微妙な空気感になることもしばし。
仲が悪いわけでは全然ないけれども、わりと本人気にもせず話したいだけ話していつの間にかいなくなっていたりと長女らしからぬ行動も完全に猫。
次はリブ。今月の11日に18歳になったばかりです。デビュー以来髪色がハイトーンなのですぐに見分けがつきますね。たまーに配信やペンサ等で黒髪のレアリブが見れる時あり。
系統でいうとBilllieのツキちゃんとションを足して割ったようなお顔で、モナリブ(モナリザ)と言われるメイク&ライティングによって無くなって見える眉毛と真っ白な肌も特徴的。
彼女の魅力は何と言ってもその歌声にあります。まだそこまで目立つポジションではない印象ながら、グループの核である歌をガッツリボーカルで支えます。
またまた引用元が偶然IVEになっちゃって恐縮ですが、リズのように歌う事が本当に大好きな感じも伝わってきてリブにハマる人も多いはず。
IUがロールモデルで、好きなグループもオマゴルやらヨチンやらヨジャグル専門だからみんなでダンス配信を始めてもナムジャはあまり分からない。
ヨチンのメンバーの中でのピックはオムジだというところなど、リブとだったらいい酒が飲めそうだ。
続いて日本人のミナミちゃん。来月誕生日を迎えたら18歳でリブと同じ06ラインだけども、音楽的趣向はリブとは反対にヒップホップやR&B系が得意。
ダンスはさておきボーカル力にやや欠ける日本人Kポップ選手が少なくない中、ダンスもボーカルも高スペックのオールラウンダー。
自分では「喋らないから忘れちゃった」と言ってますが、幼少時よりインターナショナルスクールに通っていたとのコトで英語も堪能。拙いながらもマイリー・サイラスの『The Climb』を歌っている動画が残ってますね。同じ日本人としてとっても誇らしく眩しいメンバーです。
ハンリム芸能芸術高ではIVEイソちゃんに代表される07ラインと同じ学年で入学。特にトエス・ヘリンやベビモン・ラミとは仲良し。3人とも他人と壁を作らなそうなタイプっぽい気がしますね。
この辺りの感覚はRESCENEにも非常に生かされていて、パフォーマンス面で引っ張るだけでなく、メンバー間のバランサーというか精神的な支柱にもなっているのではないかな。
08マンネラインのメイちゃんです。16歳になりました。メイときたら「ちゃん」付けて呼びたくなっちゃいます。個人的な最推しかな。
この記事のアイキャッチは上の『Pinball』MVビハインドからのメイちゃんです。7分過ぎの「逆さまに本を読む高難度撮影」のシーンとか何とカワイイ生き物か。ドジっ子メイちゃん、別のビハインド動画では小物を紛失して一生懸命探すもなかなか見つからずに諦めかけそうな瞬間、ついに発見した時の「成功!」というたった一言に萌え。天性の癒しアイドルです。
変わったエピソードとしては、ヤンパシのドウンとは同じ音楽スクールに通っていて沢山オーディションも一緒に受けた思い出があったから、昨年2023年10月彼女のデビューが決まった際には少し羨ましかったけれど、自分もすぐデビューが決まって二人で不思議な気持ちになったといいます。不思議といえばメイちゃんの出身小中学校の後輩にUNISのパンユナがいて、それこそデビューがたったの1日違いなんていうのもちょっと凄いですね。
ゼナまたはジェナ。ゾアなのかジョアなのかチョアなのか、ウォニなのかウォンイなのか日本語表記問題勃発。決定的な日本公式あるいはメディアにて統一がなされていないのでどうしたものか。今のところ何となくジェナになりそうかな~という雰囲気がするので一応ジェナとしておこうかな。
現在15歳でやはり来月11月誕生日がきたら16歳のマンネです。青春スター出身ですとか、MAVE:のビジュアルモデルですとか、リアルに「キャハッ!」って笑いますとかいろいろあるけども、何といっても肝心なのは説明不要・問答無用のこのボディーです。アテナもイソちゃんもですが、今どきのマンネのまあ素晴らしいこと。ジェナの場合、性格的にどちらかというとギャル成分多めの陽キャキャラなので、イルボンロリコン親父的にはかなり好みが分かれるところでしょう。
いかがだったでしょうかでしょうかRESCENE。B級だからと侮るなかれ、代表曲『UhUh』『LOVE ATTACK』に代表される強烈なビートに乗せたHIPHOPサウンドに、甘美で美しいメロディーを融合させた彼女達だけのKポップの香りは音楽的にも微エロ的にもハイクオリティー。
今回あらためて彼女達の魅力に気付かされたという人には、今後さらなる危険なミッションが与えられます。そう真夜中のYouTubeを立ち上げると現れる「RESCENE♪」公式による深夜のライブ配信だ。私がつけた時にたまたまやっていたカラオケライブ配信はすでに数時間は経っていて、開始当初メインで始めていたミナミはすでに寝てしまい、リブとゼナが代わる代わる歌い上げて一体この人達いつまでやってんだ…と思ったら配信が切れた。どうやらカメラのバッテリーが切れたという事らしい。その後もこの2人は歌い続けたらしく終了したのは実に午前4時ごろ、その一旦切れた後からのカラオケライブは後日アーカイブでUPされました。これがかの「リブ・ゼナ10月1日5時間半の伝説」。彼女達の配信が始めると、配信ありがとうという感謝の気持ちとメンバーの体調を案じて「リセンヌ寝なさい」のコメントが吹き荒れます。コメント見始めてしまうと止め時が分からなくなって見続けてしまうというハロウィン以上に恐ろしいライブ配信地獄が待っていることとなりますので、それはもう覚悟の上で是非ともご視聴あれ。