
先週末は例によって我が最推しCSR(チョッサラン)の2024年第2弾となった日本リリイベにまたしても行ってまいりました。以前からぽっちゃりだったソヨンの体形がまたちょっと太ましくなったように見えて、メンタル面にきてないかなと少し心配。発言は相変わらず元気で「ハイ!ソヨンちゃんデス!!」とかクソ可愛かったのですが…。
いやそれでも生で見るアイドルの破壊力は凄まじいですね。日本人のユナなんかもTVを通しちゃうとかなりゴムマリ感が出ちゃう体形なのに、実物はそれ以上にキレッキレで妙にエッチな体でホント大好き。特にイチオシなメンバーっていうのは別にいなくて人に聞かれれば、とりあえず歌声が好きなのでイェハムと答えるけれどもやっぱりみんな大好きだ。
ホントこの子たちが報われないKポップの世界なんて信じられない!できるものなら日本でずーと保護したいけども、きっとメンバーだってきちんとした本国カムバしたいよな。それまで頑張ってカムバ費用稼がないとね。ユナも毎回MC頑張りましたね。また日本に来てくれてありがとう。みんな愛してる!!!
というわけでCSRの本国カムバを夢見て待ちつつ、私の心の中でその不在を埋めるニュジ~ILLITのイージーリスニングとaespaやベビモン的ガルクラ・ヒップホップの間に咲いた薔薇、あるいは灼熱・混沌のKポップ砂漠にこつ然と現れたオアシス「BEWAVE」を本日ご紹介。
BEWAVEは今年2024年4月17日、GOLDDUSTエンターテインメントより1集ミニ「BE;WAVE」でデビューした6人組ガールズグループ。
グループ名には “6人のメンバーそれぞれの魅力で「時には強く、時にはスムーズに」新しく一つのBLUE WAVEを起こす“ という意味を持っています。
まずはメンバー一人一人を見ていきましょう。
![]() ジオン(지언) | 本名 イム・ジオン 2001年 9月13日生まれ 元DSPメディア|BEATS(ビッツ)エンターテイメント出身 リーダーはあえて決めていないけれど、団体挨拶の音頭など生年月日が全く同じユンスルと共にグループをまとめて引っ張る明るいおしゃべりムードメーカー。当ブログに最も似合うセクシーボディー。 |
![]() ユンスル(윤슬) | 本名 チョン・イェウン 2001年9月13日生まれ 元Yama&Hotchicksエンターテイメント~KRAZYエンターテイメント出身 JTBCとYGの共同制作サバイバル番組「MIXNINE」出演。 自分達のオリジナル曲で「振付が決まりましたー」という発表を聞いただけでウルっときてしまう泣き虫の感動屋さん。 |
![]() レナ(레나) | 本名 南地由奈(みなみじ ゆな) 2002年12月18日生まれ 和歌山県出身 元エイベックス・アーティストアカデミー~MOTHER MUSIC~MLDエンターテイメント出身 MOTHER MUSIC時代には関西を拠点に活動するSPiNという14人(当時)ガールズ・ダンス&ボーカルグループのデビュー組に選ばれるなど小さい頃からダンスの好きなおっとり系関西人。 |
![]() ジェナ(제나) | 本名 キム・ジヨン 2004年1月7日生まれ 元SGエンターテインメント~POCKETDOL STUDIO出身 2021年にALPHA RAY(アルファ・レイ)としてデビュー予定だったが、メンバーの半数近くが脱退しグループは自然消滅。その後結成された練習生グルSGガールズを5月に脱退後、2021年9月「放課後のときめき」出演。 |
![]() アイン(아인) | 本名 キム・ナヨン 2004年3月6日生まれ 元S2エンターテインメント出身 今をときめくKISS OF LIFE候補でS2のクリエイティブディレクターであるイ・ヘリンのインタビューによると、最後の最後まで4人組にするか5人組とするかで意見が分かれたが、結局へインの絶対4人組という意見が通りS2を退社。 |
![]() ゴウン(고운) | 本名 チョン・ゴウン 2004年3月10日生まれ 元YES IMエンターテインメント出身 つまり歌手イム・チャンジョンが代表として私財を投げうってデビューさせたものの、彼の株価操作疑惑に巻き込まれ最近新事務所から増員カムバックしたmimiiroseのデビュー候補。 |
「MIXNINE」「放課後のときめき」参加経験者の半前世持ち、YOUNG POSSE/Lapillus/KISS OF LIFE/mimiiroseデビュー候補組というメンバー構成。〇〇デビュー候補なんて話は今も昔も珍しい事ではありませんが、コレはなかなかの雑草グループ。圧倒的なメインボーカルとかダンシングマシーン、あるいはビジュアルクイーンがいるわけでもなく、何なら若干の芋っぽさすら漂う素朴な味わい。FIFTY FIFTY、RESCENEとは比べ物にならない成績的にも吹けば簡単に飛んでいってしまいそうな典型的な中小事務所出身B級ヨジャグルです。
2023年設立されたというGOLDDUSTエンターテインメントなる事務所も調べてみても、所属アーティストと求人以外の詳細な情報が全く出てきません。どういう事か。
最近になってこのブログでも度々話題になるコメディアン、キムデヒさんのコンテンツにレナとジェナのナナズで出演した際にどうやら事務所の代表が「商道」で知られる俳優のイ・ジェリョンらしい事が判明。(【BEWAVE 歌謡界に波を巻き起こす次世代新人ガールズグループ [タルゴナ作名所 EP.2]】)自分は「スベクヒャン」の王様くらいしか知りませんでしたが、この方2003年に飲酒運転事故、2019年にも泥酔状態で立て看板の器物破損の疑いで起訴猶予処分を受けるなど飲酒トラブルでも有名らしい。その影響もあってか最近は俳優業よりもトークバラエティー等のお仕事の方が目立つとの事でしたが。できたばかりの新興事務所としてはイメージ上大々的に名前を出すことは控えているのかもしれません。
では彼が代表によるマイナス面ばかりかといえばそうでもなく、たまーに人脈を生かしたっぽい大物との絡みが見られます。最近ではなぜかテファオッパことシン・ヒョンジュンと最新曲のチャレンジ動画【リンク】がUPされたり、デビュー時も代表と親交が深いとシン・ドンヨプさんがまだ撮影時デビュー前にもかかわらずトーク動画コンテンツに出演してくれたりもありました。「人気があって皆に愛される人は幸せな人だと思われるかもしれないけれど、実はそうでもなくて不幸で疲れた人生を送る人だっている。成功したのにどこからストレスを受けるのか?それを理解するためにまずは成功をしてみよう。」シン・ドンヨプさん見た目はさえないただのオジサンだけど、本当にいつも心に染みる素敵なアドバイスを後輩にかけてくれる人。(【[BE;MOMENT]シン・ドンヨプ X BEWAVE │ 私たちが2番目?】)
では芋っぽい彼女達の最大の魅力はというと、ズバリその楽曲の良さにあります。
当然初めてTVで見たパフォーマンスはデビュータイトル曲『SING !』でした。あれ、何かコレ好きだな、録画しておいた音楽番組BDレコーダーから捨てずにとっておこうと。
後続曲の『Shine』も当初はSugarのリメイク・再解釈版だという情報は知らなかったけど、とても懐かしいメロディーが心地よかった。ああ、こういうメロディーを聴かせるKポップアイドルがあってもいいよなぁと、俄然BEWAVEが気になり出しました。ちなみにSugarは2000年代初頭に日韓を股に掛けて活動したグループで、後に女優としてブレイクするファン・ジョンウムやヨン様の奥様となるパク・スジンが在籍していました。シン・ドンヨプさんの番組でルセラが出演した回に「20年前に大活躍した日本人でAYUMIという子がいてね…彼女に韓国語を教える番組を一緒にやった」と語っていたのも元Sugarで元ICONIQの伊藤ゆみさんですね。BEWAVE『Shine』のYouTubeには元Sugarペンだった方のコメントもありました。「埋もれていた名曲『Shine』をこのように生かしてくれてありがとう」「悪質な書き込みに悩まされた当時全盛期だったアユミさんを思い出した」思えば伊藤ゆみさんは日本でもICONIQ当時、過去の反日発言や事務所のゴリ押しでバッシングが酷かった。時代ですね。その素行はともかく、韓国へ行けば日本人に見られたくない、日本活動では韓国時代の過去を消す、そうしなければならなかった時代背景もあったはずで少しだけ胸が痛い。在日三世とはいえ日本から韓国芸能で活躍できる大きな下地を作った人でもあったと思います。ルセラのサクラはずっと浜崎あゆみと勘違いしたままでしたけど(笑)。