OP TRI.BE

セクシーVIDA LOCA☆TRI.BEの名曲群を聴け!

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先月28日にクリスマス仕様のデジタルシングルアルバム「The Little Drummer Girls」をリリースしたTRI.BEです。
TRI.BEといってもよほどのマイナーKポップ好きじゃない限り "ああ、B級ガルクラの人たちか" 的な印象で終わっちゃっているでしょうね。
今回の収録曲『Papa Noel』のトンチキXmasパーティーソング具合を聴けば、もはやガルクラなんてTRI.BEを形成する一部分でしかないことが分かるはず。

上の動画後半ではもう懐かしさすらある『LORO』を師匠筋のLE姐さんがコラボしてくれているのが嬉しい。
おそらくTRUE(ファンネーム)的にもEXID直系の中毒性の高いパンチの効いた楽曲が人気だとは思うのですが、幅広く意外な楽曲派グループとしての隠れ名曲群にも少しスポットを当てたいなと思いました。
ヒットメーカー新沙洞の虎がプロデューサーであるというのも詳しいKポファンならご存知でしょうか。
実は盗作疑惑ももの凄い人だったりするのですが、パクリ認定できるほどの音楽知識があるわけでもないので、どこかにオリジナル要素さえあればそこはいいんじゃないかなとか思っちゃうけども、まあこの人はいろいろとやらかし過ぎみたいですね。
TRI․BEは以前から『TRUE』や『Santa For You』等の美しい歌も得意なのは知っていましたが、まず最初に「おやっ?」と思ったのが今年2月に発売された2ndミニアルバム「W.A.Y」のタイトル曲『WE ARE YOUNG』でした。

aespaがリアルワールドに降り立って『Spicy』おっぱじめた時も焦ったけど、あっちは音だけ聴けばブンブン唸るSMサウンド。
こっちはクラッシュどころかまるでSTAYCのような振付も可憐な青春ティーンポップ。あれ?何かオレの知ってるTRI.BEじゃない感は半端ない。NewJeans以後の空気を感じ取った上でのコンセプトチェンジなのかなとか当時は単純に思っていました。
Kポップに力を入れてるアメリカはユニバーサルミュージックが傘下のリパブリックレコードにプロモーション委託、「ぼくらベアベアーズ」というカートゥーンアニメのテーマソングを担当したり、コカコーラのコラボ曲をロシア侵攻前のウクライナでレコーディングするといったグローバル展開も視野に入れた1stミニ発売後の変化だったのが分かるのは、もう少し後のこと。
この2ndミニのオープニングを飾る『STAY TOGETHER』がまた超絶名曲。作曲が元YG出身のシンガーソングライター・ユハによるもの。『PTT (Paint The Town)』を始めとするLOONA作品ではおなじみの人だけど、この曲もカッコいい。

後半の3曲も素晴らしく、とにかく捨て曲なしの2集「W.A.Y」なので、ちょっとでも気になった人にはこのアルバムから聴くことを薦めます。
そしてこの2ndの次は、1stも単なるガルクラやラテンなどの枠に収まりきらない必聴盤だけども、それ以上に聴かなければならない曲があったりする。
『Attention』『Hypeboy』のまさにニュジ旋風が吹き荒れた昨年2022の8月にひっそりと発売された3rdシングルアルバム「LEVIOSA」タイトル曲『KISS』のさらにひっそり収録された『In The Air (777)』だ。
"もっと高く飛んで あの上にこのまま あの空の上に in the air もっと高く上がって 私の名前を刻んで" 清涼EDMで奏でられた旅立ちの歌は、もはや完璧なB級Kポップアンセム。
聴けばカラダが踊りだす。見ればみんなが恋をする。」とは日本の名ロコドルDorothy Little Happyのキャッチコピーだけども、『In The Air (777)』はまさにコレにぴったり。

このシングルアルバムはグループ比でまあまあ売れたらしい。
スマホなどを通して写真や映像も楽しめるスマートアルバムの一種であるNemo Albumというカードタイプのメディアを初導入した商法だったにしても、純粋にジャンルにとらわれない曲の良さがファンの耳に届いた部分も大きいと思います。
メンバーも楽しそうで、こういうライブできる歌があるのは強いよね。
今年は小箱ながらも初のアメリカツアーと日本公演も実現できた。いい曲を歌うアイドルには長くいつまでも活動してもらいたい。そのためにはまだまだメボのリーダー・ソンソンには頑張ってもらわなければ。
デビュー当時は「…顔はもう諦めました」とか冗談で自虐してたけど、みんな綺麗になりました。
そういえば個人的にビジュメンとして推していたジナの正式な脱退発表も今年でしたね。ムチムチしていて、おっぱい的にも期待の子だったのにね。

では最後に、バブルガム・パワー・アニソン『The Bha Bha Song』で何だか寂しい気持ちを吹き飛ばそう。
クレジットを見て、びっくり。アンディ・スターマーってスゲーひさしぶりに名前見たわ。虎xクラゲ。
元ジェリーフィッシュというより、奥田民生と親交が深かったこともあってPUFFYの名付け親としての方が有名かも。PUFFYをモデルにしたアメリカのアニメでも関わっていたから、カートゥーン方面に潜り込んで主題歌関係やってたみたい。
TRI.BEが前出のコカコーラ・コラボで歌った曲がスターマーの愛するQUEENの楽曲『A Kind Of Magic』だったのはただの偶然でしょう。

-OP, TRI.BE