
ちょっと今さら感のある話題ですが、VIVIZの『MANIAC』が絶賛逆走中です。
昨年11月に発売されたミニ4集「VarioUS」のこの活動曲は当初、Melon300位以下の過去最低順位を記録。音楽番組活動も当然のように無冠。
いつも通り、特に爪痕を残す事なく活動終了かと思われた発売2週間後に下降停止。そして徐々に伸び始めた各種チャートは12月に入るとグングン伸び始め、結局ヨチン時代並みのキャリアハイを記録し、発売4ヵ月を越えてもなお未だにMelon20位台をキープという状態とまでになったのでした。
その原動力となったのは曲の良さに加え、サビのパートで骨盤を大きく振るダンスが注目されて「ポップ ユア オンドン(お尻)」と名付けたダンスチャレンジが非常に人気を集めた結果ということらしいです。
ふむ。やはりダンスチャレンジ動画は近年の大衆ヒットの重要なトリガーとなりえるわけですね。
いやあ、これは素直に嬉しい。
ヨチンというグループに特別思い入れが強かったわけではないのですが、強制終了されてもなおかつ現役アイドルVIVIZとして活動続行という決断をした3人のBUDDY/Na.Vに対する強い思いを感じ取って以来この3人の動向はずっと気になっていたものです。
そう、2021年5月事実上の解散発表となった直後のメンバー自筆の韓国語メッセージ、同時に出されたあまりにもたどたどしい日本語を見て泣いた。彼女達の心情を察して、そして唐突に終わりを知らされた全BUDDYの気持ちを想像して。韓国アイドルを応援するというのはこんなにも厳しいものなのか…と。
VIVIZといえば今までも『BOP BOP! 』が代表曲として知られていましたが、新たな代表曲『MANIAC』によって「元GFRIEND」ではないVIVIZというグループを世間に大きく知らしめる事に成功し、今後の活動にも大きな影響を与えてくれることでしょう。どうやらこの振付を担当したセネガル系フランス人のカニ先生も今年に入ってBIG PLANET専属となったことで、ほぼ間違いなくVIVIZ担当の機会は多くなるはずで今後のカムバに益々期待大です。下の動画を見れば彼女がメンバーにとってもいいエナジーを与えてくれているのは一目瞭然。14分過ぎには例のポップ ユア オンドンのコーチングが観れますね。SHINeeテミンが入るという報道もあって注目のBPM、有能だなぁ。
どうしても兵役逃れでも有名なMCモンとの強い関係だったりSMとの引き抜き疑惑、カカオとの手数料トラブルと何かと騒々しい事務所周辺ではありますが、こと音楽に関してはとても真面目に作っている印象。
VIVIZの曲も決して派手さこそないが、ダンスポップを中心に幅広く多様な作風でVIVIZならではの世界観をきちんと構築していて、アーティストの個性を尊重したプロデューシングに長けた事務所のような気がします。
アルバムにはタイトル曲以外の人気曲も必ず収録してるしね。
んで、VIVIZだとやっぱウナちゃんの人気が絶大だけれども私はオムジ推し。いらん子扱いする輩がたまにいるが3人にいらん子などいない。QUEENDOM2のどこらへんまで台本なんかはさておき、Kep1erヒカルにダンス教わってるシーンとかマジ激萌え。
再デビュー以来合同コンの女王状態で安定した人気のVIVIZは世界を引っ切り無しに飛び回っていて、今年も「2024 Universal Superstar Awards」「KCON 2024 香港」「GSAT 2024 閉幕祝賀公演」すでに決定していて日本では「NEXT GENERATION LIVE ARENA」の参加が今日発表されました。メンツを見るに昨年同様中止になっちゃいそうなラインナップだけれどもはたして大丈夫なのでしょうか?
ファンミでもショーコンでもいいから、今年か来年あたりそろそろ日本での単独公演とかどうでしょう。『Mirror』とか『Red Sun!』とか『Overdrive』とか超聴きたい曲いろいろあるんですけどねぇ。