OP UNIS

ついついなぜか目で追ってしまう謎アイドル、UNISコトコ

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例によってあまりリアルタイムでKポップ情報追えてませんので、微妙にまあまあ話題が古いのはあしからず。本来なら「プロミ夏カムバだ!○冠おめでとう!!」とか「ウンビちゃんようやくウォーターボムでその気になってきたね♡」とかサマー感たっぷりで行きたいところなんですけどね。仕事的には落ち着いてきたのですが、まー早い話完全に夏バテ中です。この時期に連日更新しなくてどうするんだって感じですが、ゆうてもそんなに若くもないですからね。健康第一です。さすがに韓国も今年は記録的な暑さを観測しているとのですが、日差しと湿気のダブルパンチで何もしなくても体力もっていかれる日本と比べると韓国は突き刺さってくるような熱波を傘など何かでしのぐ事さえできれば日本よりはまだましという暑さ事情だそうです。数多くのKポップドルが日本の夏フェスに出演とあって演者も観客もやばい2024夏、アイドルではないけどサマソニのAKMUのスヒョンとか超心配でしたね。結果的には18時前開演でちょっと西日がきつそうかなって感じだけど、すぐ暗くなりそうな時間帯でちょっぴり一安心。こんな厳しい天気の中でも全力パフォーマンスのアーティスト達全員に感謝ですねぇ。

そうそう現在絶賛カムバ活動中のUNISもコトコが8月3日、海南(ヘナム)のミニKポップフェス公演中に失神。このぶっ倒れた後ピクリとも動かない様子の映像がとらえられていて、かなり心配されました。当該場面をマスターさんが意図的にカットしてUPされたチッケム動画を見ても、その倒れる直前まで普通に元気にパフォーマンスしているように見えるので、フッと瞬間的に意識を失ってしまったことが分かります。自分の経験談で言えば、とても狭いバスの中で縮こまって長い時間を経過した後、ドアが開いて外の空気に触れた瞬間に意識が飛んでぶっ倒れてしまった感覚を思い出しました。その倒れた一瞬は自分の中では本当にス~っ瞬間的に落ちて、すぐにパッと立ち上がってみせたつもりだったのですが居合わせた人に言わせるとまあまあ長い時間失神していたみたいな。まあ厳しい環境の中でも激しいダンスを強いられるKポップアイドルと比べるレベルの話ではないかもですが、彼女に関しては細いアイドルの中でも群を抜いて華奢な体であることで以前より身体面・体力的に心配がなされていた所に飛び込んできたニュースだったので、そこら辺と絡めて事務所の食事制限や体型管理等が取り沙汰される向きもあるようですが、やはりどちらかといえば暑すぎる気温でもっていかれている様な気がします。ただの推測ですが。

それより問題にすべきは大事な初カムバックを控えたそのまさに直前までファンサイン会やらフェス系公演、おまけに怪我も心配なアユクデ収録という、たとえ新人といえどもなかなかの強行スケジュール。近年の異常気象っぷりは平年25、26度程度という8月のソウルの最高気温が連日30度超え、韓国疾病管理庁によると今年の温熱疾患者はすでに3000人以上で昨年の累積患者数を優に超えたなんていうニュースも出ています。命に危険を招く可能性が…どころか推定死亡者28人という発表もあります。死人が出てからでは取り返しがつきません。最も音楽フェスや学祭等で盛り上がるこの時期だからこそ、各芸能事務所並びに運営企画主催者は万全の体制でスケジュールを計画してもらいたいですね。今回本当にコトコが無事で良かったです。

で3月のデビュー以来グループ初カムバとなった1stシングル『CURIOUS』。どうですかね?個人的にはデビューミニ1集「WE UNIS」が意外と好きだったので、悪くはないけど何か物足りないなぁ、…ていうか、うわこれライアンなのかよ、っていうのが正直な感想。そんな気分になっちゃうくらいWOOAHの『POM POM POM』にはガッカリさせられました。現在韓国国内でなぜかバンドっぽい音が流行っている雰囲気というのは日本に居ても何となく分かるけど、こんな単調な安っぽいギターの音色は今どき無いだろうになぁ。特に1集の人気曲として名高い『Dopamine』聴いた後では、まあうん悪くはないんだけどねとしか言いようがない。収録曲の『Poppin'』のカワイイ感じは新機軸で、むしろメンバーの年齢やキャラクターを考えればこっちの方が本来の「UNISらしさ」を体現してるかなとも思えるけど、やっぱり個人的にはヨチンをたたえた2024再解釈ともいえる『Dream of girls』のドリーミーな世界観の方が好きなんだな。
でも思っていた以上に賛否の「賛」な意見も多くて、実際にしっかりと『CURIOUS』が前作越えの売上を記録しているのだからそれはそれで良しとしましょうかね。確かに口ずさみやすくてキャッチーだけども、あんまりSNSを意識したみたいな曲作りはライアンに限らずにやってほしくないというのはあるな。

ちょっとまた話外れちゃいますが、現在のKポップ作家で気になるチームというと前出『Dream of girls』にも参加しているEL CAPITXNことチャン・イジョン氏が立ち上げたVendorsです。イジョン氏はさてさてこれから一体どうなってしまうのでしょうかシュガくんともお友達としても有名で非常にHYBEとも近い所でお仕事されてるわけですが、Vendors作品として最初に気になりだしたのは絵だと馬鹿にすることなかれ、曲のクオリティーが抜群のPLAVEです。今melonチャートがエライことになってるみたいですが、あんま事情がよく分かっていません。ただ曲が良いのは間違いないですから、当然と言えば当然とも思えますね。ヨジャではトエスの24人カムバ曲『Girls Never Die』でついにブレイクさせたと言っても過言じゃないでしょうし、またこれからカムバするであろうとあるヨジャグルの楽曲に結構期待してるのですよね。こちらもまたVendors作品であってくれたら嬉しいのですが。

サバ番出身グループらしくパフォーマンスレベルが高いUNISですが、そのプロ少女集団の中にあって一人ひときわド素人っぽい輝きを放っているメンバーこそがコトコです。歌もダンスも何なら動画コンテンツ等の小芝居や拙い韓国語まで観る者全てを不安に陥れると同時に、前回更新記事でもちょっと触れたダメダメだったメンバーのほんの僅かな成長に喜びを見い出す。そんな日本情緒たっぷりな見ているうちに何故か応援したくなってしまう存在でもあります。ユニチケ開始時に少しだけ観た時は何でこんな子がそんなもてはやされてるん?と謎だったわけですが、彼女にはバックボーンが何も感じられないんですよね。IUさんの大ファンらしいのですが、まあ微塵も感じられない。ちょっと調べてみても普通日本人でもKポップ目指す子ってダンススクールなりボーカル教室なり通ってるものだと思うのですが、コトコはリアルド素人参加だったらしいんです。彼女の何色にも染まっていない感はこの辺りにヒントがありそうで、Kポップにあるまじきド素人感を愛でるのに最適なアイドルなのかもしれません。ちょっと前に脳腫瘍と闘う少女の元にサプライズで駆け付けた心温まるニュースもありましたが、この女の子もユニチケ当時にポンコツながら頑張るコトコを見て勇気をもらったのかもしれませんね。
隠れ巨乳感はとってもGoodで何なら少し犯罪的というか罪悪感すら感じてしまいますが、グループでは年齢的にちょうど真ん中の2007年生まれ。IVEのイソちゃん辺りと同年という事でいかにUNISというチームの若さがよく分かります。いわゆるZ世代のその次が「α世代」と呼ばれるというのもこのグループから学びました。コトコはまずは体力をつけるという意味でも、さすがにもう少し太ってほしいですけどね。

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