
前回のVIVIZ記事作成用にと『MANIAC』順位確認として久しぶりにmelonのサイトを見てみました。
驚いたのは、きっとまあIUさんが不動の1位なんだろうなぁと思っていたらまさかのBIBI!
Bam Yang Gang。何の事かと思えば「栗ようかん」。
"私が欲しかったのは甘い甘い栗ようかんだけ" と複雑な恋心を別れのエピソードにのせて歌った曲…ということらしい。
1ヵ月前の2024年2月13日に発売のこの『Bam Yang Gang』はあれよあれよとチャートを席巻し、気がつけばパーフェクトオールキル。
パフォーマンスはすでに音楽番組等で見ていて面白いなと感じてはいましたが、これほどの大ヒットになるとは想像できませんでした。
この発売前に出演したTVトークショー「ラジオスター」でのアカペラ歌唱からすでに話題になっていて、発売後は歌詞の意味や文化的な背景などいろいろな解釈・検証がなされているといいますが、結局はやはり曲の良さでしょう。
作詞作曲がチャン・ギハということでBIBIを通した元カノIUへの間接的な復讐だなんていうしょーもない考察もどっかで見ましたね。上の動画タイトルは「BIBIと書いて“闇のIU”と読む」となっていて、音楽も映画もこなすという意味で付けたタイトルらしいのだけれど、闇って。そんなん初めて聞いたわ。まあドリーミーなワルツのような、言葉あそび歌のようなこの楽曲がそんなビハインドストーリーに尾ひれを付けて語りたくなるほどのパワーがあるという事だと思います。
昨年のAKMU『Love Lee』でも思いましたが、アイドルに限らず韓国では結構こういうポップス界の大爆発があってとても興味深いです。
今の日本にこういう曲がヒットできる土壌があるのかしらとついつい考えてしまいます。
パッと浮かんだのはFoorin『パプリカ』くらいですかね。2018年だからもう5年以上前ですな。
BIBIは本名キム・ヒョンソ、1998年9月27日の25歳(2024年現在)。中学時代から音楽制作していて、高校時代にSoundCloudに投稿していた曲を聴いたユンミレが旦那のタイガーJKにスカウトさせるエピソードが有名。この二人の推薦により出演したサバ番「THE FAN」の決勝でCar, the gardenに敗れるもののグッと人気と知名度を上げ、その後2019年の5月にデジタルシングル『BINU(石鹸)』でデビュー。トレードマークは目の下の書きボクロで、上の「ラジオスター」でも語っているように、祖父が亡くなる前に湿疹ができていたという記憶から自身にとってうまく乗りきるためのお守りとしているとのコト。ちなみに動画でBIBIとチャン・ギハの間にいて「どいて!!」と邪険にされてるオッサンは本名、チャ(車)・ジョンウォン(庭園)。つまりこの人こそがCar, the gardenなんですね。
代表曲『Vengeance』の「ナップンニョ(悪い女)」のフレーズが強烈すぎて、エキセントリックなヒップホップイメージもありますが、辛口の歌詞とはうらはらに曲調はオーソドックスなR&Bテイスト。実は大衆的なメロディーも内包していて、ユニークな歌声とともにターゲットである20〜30代からの支持が強いという点も今回の大躍進に繋がっている気がします。
いかにも韓国的なOSTバラードにも参加していて、師匠筋のユンミレやコラボ経験のある先輩Crush等のようにジャンルにとらわれないフットワークも魅力的だ。
実の妹はtripleSナギョンで下記参照。
この通り、結構すぐに脱ぎたガールなのでサマーフェスの隠れクイーン。
最近になってNMIXXヘウォンが思わぬ下乳でホームランを放ちましたが、Kポおっぱい民的に下乳女王といえばBIBIという人も結構多いのではないでしょうか。サイズこそそこまで大きい感じはなくとも、想像力を働かせる柔らかバストは素晴らしい。
外交的で突飛なパフォーマンスに反して実は性格はとても繊細。SNSライブ配信で仕事が忙しいあまりに号泣してしまったり、Netflixドラマが突如として降板となるなどメンヘラっぽさを心配された時期もありましたが、ここにきて映画「ファラン」と『Bam Yang Gang』で今までの活動のひとつひとつが実を結んだような結果となり、精神的な余裕をもたらしてくれるといいですよね。
ここで、ちょっと彼女の素顔がうかがえるようなほっこり動画をご紹介。TWICEに作詞提供(More & More)するほど大のガールズアイドルグループ好きとしても知られ、来ないと思っていたニュジが青龍映画賞の祝歌公演で登場した時の様子です。
周りを気にもせずに大声を上げて純粋に応援する様にキュンとするはずです。
